撮影の早坂伸さん。
今回は共同監督としても立って下さいました(写真左)。
劇映画の企画時代から協力して下さり、脚本の港岳彦さんと一緒に陸前高田市に行ったり、音楽の野崎美波さんをご紹介頂いたり。
「群青色の、とおり道」からご一緒させて頂き「八重子のハミング」は勿論、ここ6〜7年はずっと佐々部組に参加されています。
升毅さん、早坂さん、私は佐々部組の「同期」です。
ドキュメンタリーに方向転換した時に「佐々部さんも応援」とは言いましたが、正直最初は「ふーん、やれるもんならやってみればいいじゃん」みたいな感じでした・笑。
資金繰りなど3年も上手く行かなかった事が、ドキュメンタリーに変えたから急に進むはずがないと、そう思ったのでしょう。
私もそう思います。
ただ…もうやると決めたらやるしかない。
「やります。何とか自分でやります」こう佐々部さんに宣言して始めました。
スポンサーの大東建託の方々も再度お話を聞いて下さり、「大東建託グループみらい基金」からの助成も決まりました。
こうして皆さんからのサポートを受けながらも、あまりにも無謀な「野村組」が始まったのです。
絶対に出来ると信じていました。
私だけは…。
佐々部さんが本当に応援して下さっていた事は、亡くなる直前にやり取りしたメールやブログなどで、後になって知りました。
その頃は最期になるとは思わずに連絡を取っていたのですが…。
こうして、佐々部組新参者の同期3人旅になりました。
監督／プロデューサー
野村展代